材料

材料別のレーザー設定

5 つの材料を、それぞれの安全・化学・下ごしらえと、メーカーが公開している設定の表でまとめました。数値はすべてメーカーの出発点で、機械ごとの差を J/mm(線 1 mm に落ちる光のエネルギー)にそろえて並べています。

早見表

5 つの材料をひと目で

可否は当サイトの「ダイオード・CO2・ファイバーの違い」の表から、J/mm はメーカーのダイオードの行の中央値です(LightBurn と LaserGRBL で同じ設定の行は 1 つに数え、打ち間違いの疑いの行は除く)。切断の J/mm は厚さで大きく変わるので、目安の桁として見てください。

材料青色ダイオードCO2ファイバー彫刻の中央値(ダイオード)切断の中央値(ダイオード)メーカーの行
スレート彫刻のみ彫刻のみ割れる0.084 J/mm—22 行
アルマイト彫刻のみ彫刻のみマーク0.24 J/mm—31 行
革切断・彫刻切断・彫刻割れる0.07 J/mm2.9 J/mm41 行
黒など暗い色のアクリル切断・彫刻切断・彫刻マーク0.082 J/mm23 J/mm65 行
透明アクリル向かない切断・彫刻向かない———
合板・シナ合板切断・彫刻切断・彫刻向かない0.058 J/mm8.6 J/mm57 行

どの材料でも、テストから始める

  1. 材料を確かめる。何でできているか分からなければ当てない(加工してはいけない材料)。
  2. 近い機械の行を選ぶ。同じ種類のレーザーで、光出力が近い機種のメーカーの行を選びます。
  3. 自分の光出力に直す。出力・速度の換算で、同じ J/mm になる速度か出力を出します。各材料のページの表から、値を入れたまま開けます。
  4. 格子で焼く。LightBurn の「マテリアルテスト」で、出力と速度を並べた格子を端材に焼きます。LaserGRBL なら S 値の最大($30)を確かめてから。
  5. そばで見る。テスト中も機械から離れず、排気と保護メガネを忘れずに。

よくある質問

材料ごとのレーザーの設定はどこで見つかりますか?
メーカーが公開している表がいちばん確かな出発点です。AtomStack は機種ごとに LightBurn と LaserGRBL の表を、TwoTrees は材料テストの一覧を出しています。当サイトの材料ページでは、それらの行を J/mm にそろえ、換算の計算機で自分の機械に直せるようにしています。
別の機械の設定をそのまま使えますか?
そのままでは使えません。出力 % は機械ごとの相対値で、光出力が違えば同じ % でもエネルギーが変わります。同じ種類のレーザーどうしなら、J/mm をそろえる換算で近い値になりますが、焦点やスポットの大きさでも変わるので、必ずテストしてください。
ダイオードレーザーで加工できない材料は?
透明・白・一部の青のアクリルは青色ダイオードでは切れず、ガラスは塗膜などが無いと彫れず、無垢の真鍮や銅は向かないとされています。PVC・ビニール・合皮などは、どのレーザーでも有毒なガスが出るので禁止です。
J/mm とは何ですか?
光が線 1 mm あたりに落とすエネルギーで、光出力 W × 出力 % × パス数 ÷ 速度(mm/s)で求めます。光出力が違う機械の設定を比べたり、移したりするときの共通の物差しです。塗りつぶしの彫刻では、さらに線の間隔で割った J/mm² を使います。

出典

最終確認 2026-11-01・メーカーの値と計算です。当サイトで材料を加工したわけではありません。